浅草の名所のひとつ、かっぱ橋道具街。
テレビでも紹介されるこの通りには、たくさんの調理道具屋がひしめき合っています。
昔ながらの調理道具屋さんが並ぶなか、数年前に改装されたこの「馬嶋屋菓子道具店」さんがすごくステキだったのでご紹介します!
入り口から店内を見ると、アイアンと木のシェルフに並べられた製菓道具や製パン道具が、温かい色のダウンライトに照らされています。
シルバーの製菓道具が光に反射して、お店全体がキラキラとして見えました。
馬嶋屋菓子道具店の特徴は、店舗の中心にそびえ立つ「クッキータワー」。テレビでも紹介され、かっぱ橋の新しいシンボルとして、多くの人に親しまれているそう。
よく見ると、実はすべてクッキーの型なのです!
そのひとつひとつが個性的で、「こんな型があれば……!」と願ったものすべてがあるのではないか、と思うほどです。
たくさんある中で印象的だったのは、サンタクロースや動物が、顔の細かいところまで作り込まれていたことです!
細かすぎて、初心者の私には上手く作れる自信がありません。でも、がんばって作って誰かにプレゼントしてみたいですね。
ワクワクが止まらないステキな陳列!
馬嶋屋菓子道具店がおもしろいのは、壁も立派な陳列コーナーになっていることです。
階段に飾られているのは、海外製の焼き菓子の型です。
あまり見かけない形や素材や、パッケージもかわいらしいものが多く、じっくり眺めながら階段をのぼりたくなります!
食パンの型もこんなにたくさんありましたよ!
山型も角食も、大きいのも小さいのも、大量に並べられています。「スーパーに売っていないのなら作ってしまえ」と言われているような量です。
ここまで大量の型が並んでいると、気分が高まって「本当に焼いてみようか」という気持ちになりますね。
製菓道具の可能性を考える
こちらはバラ売りの焼き菓子の型やプリンカップです。
お菓子を作るだけじゃなくアクセサリーなどの小物を入れたり、引き出しの仕切りとして使ったりしてもおもしろいかも!
そうめんの薬味や、パンにつけるジャム、何かのソースを入れて、そのままテーブルに並べてもステキだと思いませんか?
みなさんもぜひ、製菓道具の新しい可能性を考えてみては?
製菓道具はかっこいい!
これは、和菓子の仕上げにつける焼印です。どら焼きなどについていそうな模様がたくさんあります!
和菓子をつくるのは難易度が高いので、ホットケーキにジュッとかわいい焼印をつけて仕上げてみてもいいかな、なんて思いながら見ていました。
眺めているだけでいろいろな妄想がふくらみますね。ホットケーキだけに。
製菓の道具って、よく見ると無骨でとってもかっこいいですよね!
無骨なかっこよさを活かしたインテリアも、馬嶋屋菓子道具店の見どころのひとつだと気がつきました♪
製菓道具の可能性が広がる馬嶋屋菓子道具店に、みなさんもぜひ足を運んでみてください!
馬嶋屋菓子道具店
住所:東京都台東区西浅草2-5-4
アクセス:東京メトロ銀座線「田原町」駅徒歩6分
電話:03-3844-3850
営業時間:平日9:30-17:30
日曜10:00-17:00
定休日:祝日.年末年始.夏季