濃〜いコーヒーとお酒でリラックス。西浅草のカフェバー「INDIGO」

西浅草にある「Cafe&DiningBar INDIGO(インディゴ)」は、2023年春にオープンした新しいお店です。
昼間はカフェ、夜はバーとして営業しています。
近所にあるとうれしい、とてもすてきなお店だったのでご紹介します。

洗練されたリラックス空間

お店の中は、ジャズが似合う大人っぽくておしゃれな内装です。吊り下げ照明に絵画、床や壁の質感にセンスがあふれています。
デザイン会社のワーキングスペースだったというのも納得です。

そして、ハリの見える天井が高く見えて、開放感があります。
木の温もりがあるソファ席が私のお気に入りなのですが、クッションがそっと置いてあるのがうれしいです。
デザインが凝っているだけでなく、「ここにいてもいいよ」と受け入れてもらっているような居心地のよさを合わせ持っています。

お昼の顔:Cafe INDIGO

昼間の営業時間である「インディゴ」カフェに行ったらぜひ頼みたいのが、自家焙煎の豆をたっぷり使ったコーヒーです。6種類の豆を選ぶことができ、注文してから挽いてもらえます。

日替わりの「本日のコーヒー」は400円とリーズナブルに楽しむことができるので、迷ってしまう方や色々なコーヒーに挑戦したい方にはおすすめです。

これは猛暑の日にいただいたインドネシア産「マンデリン」のアイスコーヒーです。しっかりしたコクと苦みがあります。水ではなくコーヒーの氷で、最後まで薄まらずおいしく飲むための気づかいがうれしかったです。

一緒に頼んだ「アイスクリーム」は、選べる2種類の盛り合わせにクッキーが付いてくる豪華な一皿です。ハート型のマシュマロがかわいいですね。

犬のクッキーは、スコットランドのメーカーのものです。店主はよく旅に出かけるそうで、直接セレクトしたお菓子や飲み物が店頭に並んでいたらラッキーです。

希少な品種としてコーヒー好きの間で話題になった、エチオピア産「ゲイシャ」コーヒーも楽しむことができます。
フワッとした香りに、味わいは軽やかでほんのり甘味があり、飲みやすさは抜群です。

「インディゴ」の濃いコーヒーがやみつきになって、近所にはすでに常連さんがいらっしゃいます。お母さん方のおしゃべりサロンにもなりつつあるそうですよ。

夜の顔:Bar INDIGO

夜の営業時間である「インディゴ」バーも、暖色の明かりがホッとする落ち着いた雰囲気です。

奥の棚にある「山崎」ウイスキーの棚が圧巻です。
希少価値の高い銘柄を含め、他にもたくさんの日本ウイスキーと、食事に合う辛口の日本酒がそろっています。
ウイスキー、日本酒が飲めないのが悔しくなるほどの充実具合でした…。

お酒はどれも濃いめ。手づくり料理と一緒にゆっくり楽しむのがおすすめです。

メニューの「インディゴ割」が気になったので、頼んでみました。
ベースのコーヒーリキュールは、焙煎したてのコーヒー豆を1ヶ月漬けて仕込んでいるそうです。そこにアイスコーヒーと豆乳が入ります。

豆乳がまろやかですごく飲みやすいですが、舌の奥に感じるリキュールの苦みと、鼻に抜けるコーヒーの香ばしい苦みが後から追ってきます。
よく見かけるカルーアコーヒーより甘ったるさがなく、すっきりしています。

おつまみやご飯もおいしいです。
驚いたのは、東京にいながら「富士宮焼きそば」が味わえるということです。
作ってもらっているときからソースの良い香りがただよってきて、期待が高まります。

もちもち太めの麺、あっさりソースにだし粉と青のりの香り、まさしく富士宮焼きそばの味です。
静岡から上京してきた身としては、地元の味が近くで食べられることに感激しました。

カフェバーとして2つの顔を持つ「インディゴ」ですが、おうちのリビングルームのような安心感が共通して魅力的なお店でした。ふらっと立ち寄って、ついつい長居したくなってしまいます。

お友達とのおしゃべりにも、ちょっと一人飲みにも、貸し切りパーティにも。いろいろな使い方ができそうです。
これから、ますます地域と観光客に愛されるお店になっていくのが楽しみですね。

Cafe&DiningBar INDIGO
住所:東京都台東区西浅草3丁目27-13-106
アクセス:つくばエクスプレス「浅草駅」より徒歩約9分
東京メトロ日比谷線「入谷駅」より徒歩約12分
東京メトロ銀座線「田原町駅」より徒歩約12分
営業時間:カフェ 10:00〜16:00
バー  16:00〜22:00 (金・土・祝前日は24:00まで)
電話番号:03-6667-0196
定休日:不定休

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。