都電荒川線、荒川一中前駅から徒歩4分。正庭通りに新しいお店がオープンしたと聞きました。
なんでも、おはぎ専門店なのだとか。
うーん、おはぎだけのお店なの?といぶかりながらも、さっそく出かけてみたいと思います。
お店に近づくと、なんと行列ができているではないですか。
みなさん、そんなにおはぎ好きなのでしょうか?
真相を探ってみたいと思います。
赤いのれんが目印です
私が着いたのはお昼少し前の11時頃。4,5人の方が並んでいました。
まぶしいほどの赤いのれんがひときわ目立っています。
並んでいたおばさま曰く「おいしいのよ、私おはぎ大好きなの」と。
前の方に並んでいる小さいお子さまも「おはぎ、おはぎ」と飛びはねながら待っています。
どうやら私が考えている以上におはぎ好きは多いのかもしれません。
ズラリと並んだおはぎ
ようやく私の番が来ました。
お店は1月10日にオープンしたばかりで、初日は早い時間に完売したのだとお店の方にお聞きしました。
お店の中には、木箱にズラリと色とりどりのおはぎが並んでいます。
その後ろのガラス張りの作業場では、職人さんがせっせとおはぎを作っています。
おやつ用に2個くらいでいいかなあ、と思っていましたが、どれもこれもかわいくて
食べてみたくなります。
変わり種もたくさんあって、気になります。
いったいどのようなお味なのでしょう。
おはぎというよりスイーツと言いたい
おはぎといえば、王道はあんこ。
そしてお彼岸の時に食べるもの、というイメージが私の中にはありました。
ですがここ、「あかねね」さんのおはぎは、種類がとにかくたくさんあります。
まん丸のフォルムもかわいらしくて、私の中でのおはぎの概念がガラリと変わってしまいました。
これはもう、色とりどりのスイーツです。
つぶあん、かぼちゃ、ずんだ、おさつ、ゆず、ほうじ茶、いちご。
7個も買ってしまいました。
お値段はひとつ150円ほどで、リーズナブルなのもうれしいですね。
素材の味を感じます
それではひとつずつ、いただきます。
ていねいに丸められたおはぎは、ごはんとあんこのバランスがちょうどよく、大きな口で頬張れば一口で食べられます。
まあるくてツヤツヤのおはぎは、眺めているだけでも楽しめます。
いやいや、でも食べなくっちゃ。
それぞれのおはぎは、ご飯の味も変わっていて、塩味がしたり、シソが入っているものもあります。
ゆずは口の中で爽やかさが広がり、いちごはジューシーな果汁を感じられます。
ほうじ茶は鼻に抜けるお茶の香りが楽しいし、かぼちゃは甘く煮つけた煮物のよう。
もちろん、あずき、おさつ、ずんだも素材の味を感じられる安定のおいしさです。
私はゆずあんが一番気に入りました。
こんなにかわいいスイーツのようなおはぎ、これは初体験です。
おはぎ好きが多いのは、ここのおはぎを食べてもっと好きになってしまうからなのだと納得しました。
お店は朝10:30からですが、無くなり次第終了ですので午前中に行かれることをオススメします。
お茶請けに、おやつに、デザートに。
みなさまもぜひ、おいしいおはぎを買いに行ってみてはいかがでしょうか?
菓匠あかねね
住所:東京都荒川区荒川一丁目45-12
Tel:090-1932-3558
アクセス:都営荒川線 荒川一中前より徒歩4分
東京メトロ日比谷線 三ノ輪駅より徒歩8分
営業時間:10:30〜17:30 ※なくなり次第終了
定休日:当面の間なし