先日、ちょっと千駄木駅のあたりに行く用事があったので、せっかくと思い、
谷中ぎんざをまち歩きしてきました。
谷中ぎんざとは、日暮里駅近くから千駄木駅に向かって伸びる約170mの商店街です。通りの両サイドには、飲食店やお総菜・雑貨屋さんが並んでいます。
谷中は台東区ですが、谷中ぎんざは荒川区と文京区の区境に位置しています。
最近では、文京区の根津や千駄木エリアとともに「谷根千(やねせん)」と言われ、下町情緒の残る街として老若男女問わず、外国人にも人気なんですよ。
久しぶりの谷中ぎんざでしたが、人が多く出ていました!
片手に食べ物を持って、食べ歩きを楽しむ人たちもいて、日常が戻ってきたようで嬉しくなりました。
「グルグルジェラート」を発見!
商店街を歩いていると「ぐるぐるジェラート」と書かれた看板を発見!
看板もかわいくて、ジェラートが食べたい気分だったこともあり、そのままお店に吸い込まれました。
店先にアイスのショーケースがあります。
販売のお姉さんに聞くと、アイスの種類は日によって違い、だいたい6種類は置いてあるとのこと。
2階で座って食べられるそうです。
悩んだ末、ピンクとパープルの中間色の、発色のきれいなハスカップに決定!
ハスカップとは、北海道で採れる果実で、ブルーベリーに似ていて栄養が豊富なんだそう。
ブルーベリーより柔らかい実なので北海道以外にはあまり出回らないようですよ。デリケートな果物なんですね。
また、ジェラートに使用されているミルクも北海道産とのこと。
谷中ぎんざで北海道ミルクを使用した本格ジェラートが食べられるなんて…
想像していなかったので、ちょっと驚きました。
北海道産のものが多いので、もしかして、と思い聞いてみたところ、オーナーさんは北海道出身なんですって!
ついでに、グルグルジェラートという店名の由来を聞いてみると、「ジェラートを作るときの、グルグルかき混ぜる動作のようにと、谷中の人たちをグルグル巻き込んでもっと活性化していきたい」という意味があるそうです。
ジェラートで街を盛り上げていこう!という意気込みに感心してしまいました。
2階は、ゆっくり食べられるスペースがあります!
せわしなく歩いてきたので、ちょっとゆっくりしようと思って2階のイートインスペースに行ってみました。
長い階段をあがり、引き戸を開けて室内に入ると目に飛び込んで来たのは、
木目のナチュラルな壁。
木々に包まれてほっこりします。
低めの椅子ですが、テーブルの位置とバランスが良く、すわり心地も良かったです。
店内は室温が高めに設定されていました。
以前、北海道出身の友人が「冬の北海道は部屋が暖かいから薄着でも室内は大丈夫だし、乾燥もするからアイスクリームもうよく食べるよ。」と言っていたことを思い出しました。
さすが北海道出身の店主が作ったお店なだけあるなあ、と思いながら、ジェラートをいただきます。
ベースはミルクで、ハスカップの酸味と程よい甘さです。
べたべたした甘さではないので、私好みです。
おいしすぎて手が止まらず、あっという間に食べ終わってしまいました。
次は、ダブルをたのんでもっと楽しみたいと思います。
ちなみに、シングルは450円ダブルは600円です。
テイクアウトもあるらしく、お土産にも喜ばれそうですね。
1階には、センス良い雑貨のセレクトショップが!
看板にもありましたが1階は雑貨ショップが併設されています。
食器や文具など、セレクトされた小物たちがセンス良く陳列していました。
どれもこれも素敵でおうちに連れて帰りたくなりました。
皆さんも、ぜひ谷中をおさんぽして、グルグルジェラートと雑貨屋さんに足を運んでみてくださいね。
グルグルジェラート谷中
住所:東京都台東区谷中3-13-3 やなかなか内
アクセス:東京メトロ千代田線「千駄木駅」から313m
営業時間:10:00-20:00
定休日:火曜日