リーズナブルに江戸前てんぷらを食べられる「蔵前いせや」は庶民の味方!

いつもチェーン店の天丼ばかり食べているので、老舗の店が作る天ぷらを食べたい!と思った私。

ただ、そういうお店はちょっと敷居が高いイメージも。そんなとき蔵前で用事があり、その帰り道に春日通りを歩いていたら、ステキな老舗の天ぷら屋さんを発見。

なんだかとってもリーズナブルなお値段でランチが食べられそう!
迷うことなく、入店しましたよ。今回は江戸前の伝統が楽しめる「蔵前いせや」さんをご紹介します!

「いせや」は台東区に3店舗ある、天ぷらの名店

「いせや」は現在、3店舗あるそうです。

有名な三ノ輪にある1889年(明治22年)創業の「土手の伊勢屋」の三代目が三兄弟だったため、のれん分けで千束と蔵前に店を開いたと言われています。なんだか「いせや」というお店をよく見かけていましたが、名店の味がいろいろな場所で食べられるのはうれしい限りです!

なお土手の伊勢屋は漢字表記、千束と蔵前のいせやは平仮名表記になっています。

さて、それではさっそく入店してみます!

前の方が入店するところを思わず撮影してしまいましたが、暖簾をくぐってお店に入るというのは、とても粋な感じがしますよね♪

畳の部屋に通されるのは老舗ならでは♪

1階はお客さんでいっぱいだったため、2階席に案内されました。

2階はお座敷です。
畳のある部屋に踏み入れた記憶がしばらくないので、なんだかテンションが上がりますね!
座布団も風情があります!

ボリューム満点のメニューにワクワク♪

さて、店頭でランチは800円~でしたが、実際のメニューに目を通すと、

なんだかすごいボリュームの天ぷら!
店頭の看板に掲げていたように、800円のランチ限定メニューもあるようでしたが、今回は思い切って、天ぷら盛り合わせと、かき揚げの天丼が食べられる、天ぷら天丼のAセット(1,800円)を注文してみました!

まるで実家に帰ってきたような感覚

まずはお茶とお箸が置かれます。

2月下旬ですが、冷たい麦茶。
なんだか田舎の実家に帰ってきたような気持になりますね。
割りばしもかっこよくて、海老の手書きイラストが良い味を出しています。

どんな天ぷらが出てくるんだろう。
期待に胸を膨らませ、お腹が鳴りそうなのを我慢しながら、いよいよ運ばれてきたAセットがこちらです。

ボリューム満点の天ぷらは濃い味なのに、箸が進む!次はお酒と一緒に

たぶんそうなんだろうなー、と思いつつ注文しましたが…
すごいボリューム!!
食べきれるか心配になりましたが、食べられるところまで食べるしかない!
手前のレンコンを天つゆにつけて一口。

濃い~!天つゆが濃い!
後で調べてわかったのですが、いせやの天つゆは濃いことで有名だそうです!

そして次にかき揚げ丼です。
こちらも一口食べてみます。

こちらはさらに濃い!
揚げたてのかきあげを濃い天つゆにつけて、しっかりとしみ込ませたのでしょう。
噛めば噛むほど、濃い天つゆが口の中に広がっていきます。

「あー!ビール飲みたい!」

と思わず声に出てしまいそうな、ビールとの組み合わせが間違いなく美味しいであろう逸品です。
ビールは次回訪れたときに絶対に注文する!と心に決めました(笑)。

他にもえび、きすも大きくて、食べ応えがとてもあります。
そして、意外と重宝したのがお新香。
天ぷらを食べる合間にお新香を食べることで、口の中がさっぱりとリセットされ、新たな気持ちで次の天ぷらを食べる手助けをしてくれました。

料理が運ばれてきたときには、食べきれないかと心配していましたが、夢中になって食べていたら、ものの見事に完食。
大満足の満腹になりました。

「いせや」は3店舗とも、台東区にあるそうです。
ぜひ3店舗の味を堪能してみたいですね。
ぜひ、台東区にお越しの際には、ちかくの「いせや」に足を運んでみてくださいね。

蔵前いせや
住所:東京都台東区蔵前4-37-9
アクセス:都営大江戸線蔵前駅より徒歩3分、東京メトロ銀座線田原町駅より徒歩7分、東京メトロ日比谷線仲御徒町駅より徒歩10分
電話:03-3866-5870
定休日:水曜日
営業時間:11:00~14:30頃、17:00~20:30頃

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。