東京メトロ日比谷線入谷駅から徒歩3分、新しくすてきなお惣菜のお店ができており、通りかかるたびに気になっていたため、お腹の空く仕事終わり、入谷の韓国惣菜とお弁当の店「チャメ食堂」に行ってみました!
「チャメ」とは韓国語で「姉妹」という意味で、その名の通り姉妹で営んでいるそう。
(ちなみに、私は韓国留学経験があります…♪)
お店の看板にはお二人のかわいらしいイラストが描かれています。
こだわりとセンスを感じる店内!
通りを歩いていると、店の外にもれるほわんとした灯りが。その場所がまさに「チャメ食堂」です。
あたたかい光を放つ照明には、なにやらモコモコとしたものが。よーく見ると人形がたくさんくっついていました!かなり独特なセンスを感じます…
他にもオフホワイトを基調とした店内に、ウッドの吊り下げ式メニューとお花、そしてこだわりを感じるファブリックで、どこか北欧のようなあたたかい雰囲気です。
お店の人気メニューは変わりキムチ?!
お店のインテリアを楽しみながら、メニューと並んでいるおかずたちを眺めます。
定番の韓国料理の他に、ちょっと変わったお惣菜も並んでいました。
店員さんにおすすめを聞くと、トマトのキムチ、セロリのキムチが人気なんだとか。
お弁当もおすすめだそうで、自慢の日替わり弁当は、私たちが行った木曜日はヤンニョムチキンの入った「ヤンチキ弁当」でした。
がっつりお弁当にしようか、でもおかずもいくつか買って食べたいし…。そう悩んでいると「スープセットもありますよ」と、にこやかに店員さんがメニューを指してくれました。
スープセットはソルロンタン、ホルモンチゲスープ、ユッケジャンスープの三種類。この日は辛いものが食べたい気分だったので、ユッケジャンに決定!ちなみにスープにライスをつけるかうどんをつけるか選べます。
今回はごはんセットにして、おすすめのトマトのキムチとのりのジョリムを頼みます。
「スープセットハナヨー!(スープセット1つ)」と、かわいらしい声で奥の厨房へ声をかける店員さん。
韓国屋台の活気のあるおばちゃんとはまた違う、優しい韓国の雰囲気を感じます。
少し店内で待っていると二人のお子さんを連れたお母さんが入って来ました。お子さんにも優しい味付けなのでしょうか。
さて、注文したものが厨房から出てきたので、さっそく自宅に帰って食べてみます。
お店の雰囲気さながらほっこりする味と思いきや…!
まずはユッケジャンスープから。
一口食べると、予想外に辛さよりもマイルドさが口に広がります。朱色のスープからは想像つかない味に驚きながらも、その優しさに癒され、スプーンを何度も口に運んでしまいます。
続いてのりのムチン。
甘く味付けされた乾燥岩のりにゴマが和えてあります。初めの一口は甘さを感じるものの、ごはんにのっけて食べていくうちに、だんだんとその甘さが癖になる。そんな魅惑のムチン(和え物)です。
最後に、楽しみにしていたトマトのキムチです。
いろんなキムチを見てきたけれど、トマトのキムチは初対面。味の想像もつきません。
赤いヤンニョムジャンをまとった、赤いミニトマトを一口。意外にもトマトのフレッシュさが残っています。
そして驚いたのが、ヤンニョムジャンの味。
日本のスーパーに売ってあるキムチの味とは異なる、あの韓国本場のヤンニョムジャンの味です!日本にいるとなかなか出会えない、手作り感のある懐かしい本場の味でした。
お店の雰囲気は、ナチュラルでほっこりしているのに、味にはこだわりを持っている。そんな二人の熱い気持ちが感じられたようでした。
本場のネギやニンニクのきいた辛みのあるアジュンマ(おばさん)の味もいいけれど、優しい本場の味に包まれたい時は、すてきなチャメ(姉妹)の営む店、入谷の「チャメ食堂」に足を運んでみてはいかかですか。
チャメ食堂
住所:東京都台東区入谷1-30-7
アクセス:東京メトロ日比谷線「入谷駅」3番出口から徒歩3分
電話番号:03-6887-9543
営業時間:11:30-20:30
※デリバリーは21:00まで。土曜・祝日は店舗、デリバリー共に18:30まで。
定休日:日曜日