体にうれしい発酵食品、谷中「HAKKODO」

谷中銀座をぶらぶらとお散歩中に、何やら気になるお店を発見。
ねこまんま?って、えーとご飯におかかがのっているあれ、ですよね。その専門店?
頭の中がハテナでいっぱいになり、お店に足を踏み入れてみました。

おいしい発酵と出会う店

看板には「ねこまんま」が大々的に載っていましたが、どうやらここは発酵食品を扱うお店のようです。

ああそうか、ねこまんまの鰹節って発酵食品ですよね。ふむふむ、と感心してメニューを見せていただくと、日本の食卓に根付いた発酵食品のオンパレード。
味噌、醤油、おかか。こういうものって、日本のご家庭には必ずありますよね。

発酵食品は、腸内環境を整えて免疫機能を高める食材として注目されています。でも、こうやって昔ながらの和食だったり、家庭の味を受け継いでいれば自然と身についているはず。
感染症予防にも大いに役立つ食材なのですよね。

思わずパケ買いしてしまいます

発酵食品は身体に良いので取り入れたいところですが、こんなにも身近な食材だったとは。
ここ、「HAKKODO」さんでは日本全国の選りすぐりの品々が並んでいます。

そして醤油麹、塩麹、甘酒などには調理法や使い方などが細かく記されています。
甘酒は、「飲む点滴」と言われるほどのスペシャルな飲み物です。こんなにも種類があったり、可愛らしいパッケージは、思わず手にとって買ってみたくなります。

お持ち帰り専門です

さて、先ほどからメニューで気になっていたねこまんまは、焼きおにぎりなのだそう。
注文をすると、スタッフのお姉さんが丁寧に1つづつおにぎりを焼いてくれます。そこで好きな味を選ぶのですが、焦がし醤油とバター、チーズなど大好きなものばかり。
これで身体に良いのですから、毎日でも食べたいですよね。

お店にはイートインスペースは特になく、小さなテーブルがひとつあるだけの、お持ち帰り専門です。

夏場はこれ、スッキリドリンク

飲み物は、こだわりの三重県にある造酢会社のお酢を使用したビネガードリンクがオススメです。爽やかな酸味とフルーツの甘さが調和して飲みやすく、ゴクゴクいけます。
そして、清涼感とともに疲れが吹き飛ぶのをダイレクトに感じられるパンチのあるドリンクです。

私は、柚子ジンジャードリンクをさっそくゴクリ。
ほかにはアップルジンジャー、ハニージンジャーもあり、フルーツをトッピングしてくれて見た目も可愛らしく癒されます。
そのほか、米麹のドリンクや和紅茶など、ドリンクは珍しいメニューが揃っています。

季節を問わず、楽しめます

温かいお味噌汁、甘ーく優しい甘酒。これらは私たちが昔から親しんでいる大好きな味なのではないでしょうか?

手軽になんでも手に入るようになった世の中ですが、じっくり時間をかけて作られた古来からの食品は、やはり体の根本を元気にしてくれる力があるようです。

夏は疲労を取り、冬は体を温める。
雨にも負けず、風にも負けず、雪にも夏の暑さにも負けず強い丈夫な体を持ち。
うん、改めて今だからこそ思いますよね。
そういう人に私はなりたい。
素朴だけどおいしい、そしてどこか新しい発見ができる「HAKKODO」。
みなさまもぜひ行ってみてください。

HAKKODO
住所:東京都台東区谷中3-12-1
アクセス:東京メトロ千代田線 千駄木駅(出入口2) 徒歩5分
     JR山手線 西日暮里駅(JR出入口)徒歩7分
     JR山手線 日暮里駅(西口) 徒歩7分
TEL:03-5834-7737
営業時間:11:00〜18:00
定休日:毎週月曜日
※新型コロナウイルスの影響により、営業時間・定休日等が記載と異なる場合がございます。

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。