日暮里駅の前を歩いていると、ビルの前に飲食店の看板がずらりと並んでいました。
「何かおいしそうなものないかな~」と眺めていたら、めずらしいミャンマー料理のお店を発見。しかも土日祝日は「11時から15時までのバイキングあり」と書かれているではありませんか。
これは、いろいろなメニューが食べられるチャンス!さっそくミャンマーに在住経験のある友人も誘って、計4人で行ってきました。
お客さんでにぎわう店内
お店の名前は「SRR(エスアールアール)」、Spring Revolution Restaurantを略してSSRです。日暮里駅の目の前に位置する、日暮里ステーションガーデンタワー3階のレストランエリアにあります。
初めてこのエリアを訪れたのですが、ベトナム料理やインド料理、焼き鳥屋さんなど、たくさんのレストランがあってワクワクしました。
誘惑に駆られつつ、お目当てのミャンマー料理レストランへ入店。
店内は広々と40席もあり、どこかレトロでおしゃれな雰囲気です。アジア系のおそらくミャンマーの方と思われるお客さんでにぎわっていました。
おなかいっぱいのバイキングメニュー
バイキングは1時間1500円の料金で、メインメニューが3つ、副菜が数種類、ドリンクにはお茶やコーヒーまでありました。
訪れた日のメインメニューは豆のスープ、チキンとレモングラスの煮込み、豚の角煮。
副菜にはサラダやソース、スープなどが並びます。店員さんはミャンマー出身の方で、初めてだと伝えると流暢な日本語で丁寧にメニューの説明をしてくれました。
バイキング用トレーの中身が少なくなったら、すぐ注ぎ足してくれるので、焦らなくても大丈夫です。
バイキングの盛り付けってセンスが問われますよね。ひとまず、ほぼ全種類を少しずつのせて着席。
千切りキャベツのサラダは唐辛子の刺激が強く、辛さが後を引きます。やさしい味わいの豆のスープを食べると、ほどよいコントラストに。
レモングラスで煮込まれた鶏肉は、爽やかな味わいでクセは強くありません。そして、「どんだけ煮込んだんだ?!」と思うくらいに、口のなかでほどけるような豚の角煮。スープはあっさりしていて、舌をホッと休めてくれます。
どれも、やみつきになる味わいです。辛いものもありますが、エスニック料理が苦手な人でも食べやすく日本人の舌にも合います。
メイン料理のタレを少しずつライスに混ぜて、味の変化を楽しむのも良いでしょう。やや濃い目の味付けにライスがどんどん進みますよ。
最初は1時間だと短いのではないかと思ったバイキングでしたが、何度もおかわりしていたら時間も余ってお腹いっぱいに。一緒に行った男性の友人も、満腹だと言っていました。
めずらしいミャンマー料理がバイキング形式で味わえて1,500円は破格です。食後はせかされることもなく、コーヒーを飲みながらまったりとおしゃべりできました。
複数人でいろいろ食べるのもあり
お会計を済ませると、入口の左手にお土産コーナーを発見!バイキングのことしか頭になく、入店時には見落としていました(笑)。
普通のスーパーでは見かけない、現地のお茶や缶詰、Tシャツなどの雑貨も売られています。一度だけミャンマーを訪れたことのある筆者は思わず見入ってしまいました。
通常メニューには、ミャンマーの代表的な料理で「ラペットッ」という名前の発酵した茶葉と揚げ豆の和え物、国民食とも呼ばれる「モヒンガー」、その他にも肉料理、麺料理などもあり、好奇心をくすぐられます。
バイキング時間内でも通常メニューのオーダーは可能なので、気になる方は頼んでみてください。
ミャンマーに在住していた友人も写真を見て「懐かしい」と言っていたので、本格的に違いありません。
バイキングは土日祝日のランチだけですが、夜は居酒屋としても利用できるので、複数人で行っていろんなものを食べてみるのも良さそうです。コース料理や飲み放題もありますよ。
ぜひ、行ってみてくださいね。
SRR(エスアールアール)
住所:東京都荒川区西日暮里2-25-1 日暮里ステーションガーデンタワー 3F
アクセス:舎人ライナー「日暮里駅」ガーデンタワー口から徒歩約1分
JR各線「日暮里駅」から徒歩約2分
TEL:080-2035-0948
営業時間:ランチ 11:00-15:00
ディナー17:00-23:00(L.O 22:30)
土日祝日はランチバイキングあり
定休日:月曜日