お気に入りの1冊を探そう、西浅草「台東区立中央図書館」

台東区は、たくさんの資料館や博物館があり、歴史と文化が学べる街です。
そんな中でも、気軽に多くの文献にふれて学べる場所があるのをご存知でしょうか?

今日は私のお気に入りの場所、台東区中央図書館を紹介したいと思います。
それではさっそく、出かけて行きましょう。

インテリジェンスな空間

田原町から入谷方面に向かって、かっぱ橋道具街があるのは有名ですが、今日はお買い物は我慢して、かっぱ橋道具街の北側を目指して歩きましょう。

最寄は入谷駅。ここから8分ほど歩くと、一段と目立つガラス張りの大きな建物が見えてきます。

ここが中央図書館のある生涯学習センタービルです。
なんとも、インテリジェンスな空間なのです。

圧巻のアトリウム

生涯学習センターは地下1階から6階まである台東区の施設で、さまざまな学習の場が設けられています。

ガラスの自動ドアを入ると、6階まで見上げることができる吹き抜けのアトリウムが圧巻で、明るい光がキラキラと差し込んでいます。
思わずポカンと上を見上げてしまいますが、その生涯学習センターの1、2階が部分が中央図書館です。

新刊、新書、オススメコーナーが充実

図書館はどなたでも利用することができますが、資料を借りる際には利用登録が必要です。
台東区に居住、在学、勤務だけでなく、23区内在中の方ならば登録することができます。

この図書館は、台東区で1番大きく、所蔵はなんと約38万!
これだけたくさんありますが、専用検索サイトの端末で簡単にお目当の本を探すことができます。
本好きにはたまらなく最高な場所で、調べ物をするにはうってつけなのです。

それだけでなく、雑誌の新刊、文庫本の新書、CD、DVD、さらには学芸員オススメのコーナーがいくつもあってオシャレな本屋さんさながらの雰囲気には、思わず「センス良い!」と唸ってしまいます。
図書館内は撮影禁止のため、お見せできないのが残念です。

パソコン持ち込みできます

閲覧席は1階と2階それぞれにあり、利用登録カードの提示で先着順に利用できます。
中高生優先席や視聴覚資料コーナー、そして電子機器持ち込み可能な席には、電源とWi-Fiが完備されています。

窓側の明るい場所でソーシャルディスタンスも保たれているので、安心して過ごすことができますよ。

企画展やイベントもあります

図書館内には、台東区にゆかりのある池波正太郎記念文庫や郷土資料調査室があり、日本文学をよりよく知ることができます。

企画展が開催されたり、展示品を学芸員が解説してくれるイベントも行われるので、頻繁にチェックしておきたいですね。

返却は台東区の図書館で

借りた本は中央図書館以外でも、台東区立の図書館であればどこでも返却できると聞きました。
各図書館にはかわいらしい返却ポストがあるので、時間外であればポストへの投函が可能です。

台東区の図書館や返却ポストの設置場所は区内に数カ所あります。

借りに行くのは中央図書館で、返却は近くの場所でというのが良いかもしれません。
図書館ごとに雰囲気が変わり、開館時間や休館日が異なるので、いろいろな場所に行って見るのも楽しそうです。

みなさまもぜひ、図書館でお気に入りの1冊を探してみてはいかがでしょうか。

台東区中央図書館
住所:東京都台東区西浅草3-25-16生涯学習センター1階・2階
TEL:03-5246-5911
アクセス:東京メトロ入谷駅より徒歩8分
開館時間:月曜日〜土曜日 9:00〜20:00
     日曜日、祝日  9:00〜17:00
休館日:第3木曜日、年末年始

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。