階段をのぼればそこはオアシス!?南千住の「瑞光橋公園」

南千住駅から徒歩20分。隅田川に向かって行くと、とある交差点の角に小さな公園があります。それが今回ご紹介する瑞光橋公園です。

アスレチックやブランコなどさまざまな遊具

遊具はこんな感じ。

公園に入り、右手側にはスプリングの遊具、ブランコ、奥には少し長い滑り台もあります。

マンションの間からはスカイツリーが見えていますね!

そしてこちらが左手側。

ちょっとだけ大きなアスレチックもあります。

解放感あふれる景色がみれる公園

この公園、平日の午後や週末は、近所の小学生や小さい子を連れたパパママに人気で多くの人が利用している公園です。

ですが公園自体は奥行きもあまりなく、遊具もいたってふつう…

ではなぜ、今回私はここを紹介しようと思ったのでしょう。

その答えは、上の写真の右側にちらっと写る階段を上った先にあります。

数段のぼったさきには…

ドーン!!

みてください!この一面に広がる緑と青を!

開放的でとっても気持ちよさそうでしょ?

この景色、公園の入口からは見えないのですが、こうして階段をのぼると、入り江と傾斜の原っぱが広がっています。

それでは入り江の方に降りてみましょう。

公園内には、入り江に降りるためにいくつかの階段と、蛇行している緩やかなスロープがあります。

なかには傾斜の原っぱのうえを、トトトっとかけ降りる人もいますよ♪

入り江の正面は木製のデッキになっています。

歩くとゴトゴトと音がしますが、水辺の香りとデッキの音が、なんだか非日常に感じるのは私だけではないはず!

デッキの一部は、入り江に少し突き出す形で設計されています。
ちょうど写真のお子さんたちがいる場所です。

入り江にしげる、ススキのような背の高い植物。
調べると、これは葦(あし/よし)という植物なのだそうです。

デッキの突き出したところにでると、この背の高い葦たちに囲まれてちょっとだけ落ち着くような、そんな気がします。

ちなみにこの向かいには、屋根つきのベンチもあって、朝にはよく、おじさまがここに座って新聞を読んでいる姿をみかけます。

自然あふれる公園で癒されよう

こちらは入り江の右側からの写真です。

向かいには高いマンション群があるのですが、写真の左側には公園の名前の由来となっている「瑞光橋」があり、その下を水が流れ、上を人々がランニングしたりジョギングしたりしています。
このベンチに座って、ぼーっと水や人の往来を眺めるのも、また一興といったところでしょうか。

私は飼っている犬の散歩によく訪れるのですが、同じく犬の散歩で利用する人もたくさんいます。
公園内ですれ違うと「何歳ですか?」なんて会話が生まれることもしばしば。

また、こんなにも自然があれば、季節の植物や虫にも遭遇できることはもちろん、水辺に住む生き物にも出会えますよ!

例えば、入り江の水が引いている時にはサワガニが、満ちている時には水面を小さな魚がピョコピョコとんでいます。

それを目当てにか、夏になれば虫取り網を持った子どもたちがたくさん訪れています。

きっと子どもやわんこたちにとっては、水辺のにおいや涼しさも、草の緑や感触もどれも新鮮に感じるのでしょうね。

もちろん大人たちにとっても憩いの場所である「瑞光橋公園」で、自然の力に癒されてみてはいかがでしょうか。

「瑞光橋公園」
住所:東京都荒川区南千住8-18-1
アクセス:JR,つくばエクスプレス,東京メトロ日比谷線南千住駅徒歩20分
電話番号:03-3802-3111

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。