荒川遊園地前停留場から徒歩約3分!家族で1日遊べる「あらかわ遊園」

都電荒川線「荒川遊園地前」停留場から徒歩約3分。
荒川区立あらかわ遊園は、100年以上の歴史がある遊園地です。
2022年にリニューアルオープンし、昔ながらの温かみを残しながら、動物とのふれあい・乗り物・遊具・学びが一体となりました。

今回は、実際に子どもたちと訪れて感じた魅力をたっぷり紹介します。

あらかわ遊園の特徴

1922年(大正11年)に開園した歴史ある遊園地で、2022年のリニューアルオープンを経て、より快適で親子にやさしい施設へと生まれ変わりました。

入園料は大人800円、中学生400円、小学生200円。
65歳以上は400円、未就学児(3歳以上)は無料です。
フリーパス(入園料+のりもの乗り放題)もあり、大人1,800円、子どもは3歳以上の未就学児500円、小学生700円、中学生でも1000円ほど。

とてもリーズナブルな料金設定で、家族みんなが気軽に1日遊べるのが魅力です。

園内は「のりもの広場」「どうぶつ広場」「しばふ広場」「ふれあいハウス」などのエリアに分かれており、幼児から小学生まで幅広く楽しめます。

遊園地らしいアトラクションに加え、ポニー乗馬や動物ふれあい、釣り堀、芝生エリアなど、まるで小さなテーマパークのような充実ぶりです。

小さな子どもでも安心して遊べるエリアが多く、通路も広くベビーカー移動もスムーズ。
おむつ替え・授乳室・屋内休憩所も整っていて、子連れにとって本当に助かるつくりです。

のりもの広場で思いっきり遊べる!

あらかわ遊園のシンボルといえば、やっぱり観覧車!
昭和29年に登場して以来長く親しまれてきて、現在のリニューアルした観覧車は高さ約40メートル、1周は約9分。
スカイツリーも見えますし、天気がいい日には富士山が見えることもあるそう。

白いゴンドラ内は椅子と床部分も透明になっており、少しスリルを味わうことができます。
自分でゴンドラの色は選べませんが、誰も並んでいないときには白いゴンドラのタイミングで並ぶと乗ることができますよ。

観覧車の近くにあるメリーゴーランドは、2歳以下も保護者と一緒に乗ることができます。
乗り物は馬だけでなく、パンダ、イルカ、恐竜、馬車があり、子どもたちはどれにするか楽しそうに選んでいました。

豆汽車も長年愛されている人気のアトラクション。どうぶつ広場の周りを約3分かけてぐるっと1周します。

汽車から見える動物たちの姿に、子どもたちは大喜び!

写真にあるヤギやアルパカだけでなく、ミーアキャット、フクロウ、そしてカンガルーたちも見ることができます。

そして、自称日本一ゆっくりという「ファミリーコースター」は3歳以上(身長80cm以上)でのることができ、急降下などもなく、ジェットコースターが苦手な方でも安心して楽しめます。

つづいて、放水体験ができる「ウォーターシューティングライド」。
中央の建物をめがけて消防士気分で放水することができます。

点数が最も高かった人はランプがつく仕組みになっているので、小学生や中学生、さらには大人も夢中になってしまって、何度も乗りたくなってしまいます。

そのほか、スカイサイクルというアトラクションは、地上5メートルを走るペダル式の乗り物で、電動アシスト付きで景色を見ながら一周することができます。

動物とふれあえる「どうぶつ広場」

どうぶつ広場では、ヤギ、ヒツジ、モルモットなどとふれあうことができます。

鳴き声も聞けるので、ヤギやヒツジはこんな声を出すんだ!と子どももびっくりしていました。

モルモットはエサやりもできますし、ひざの上においてもらうこともできますよ。

モルモットたちはとてもおとなしくひざの上にのっていてくれますし、スタッフの方が見てくださっているので、子どもたちも安心してなでることができます。

「ぱくぱくヤギひろば」では、ヤギ、アルパカ、ひつじたちに餌やりができます。

また、入園後に予約する必要がありますが、ポニー乗馬体験もできますよ。

スタッフの方が2名もついてくださり、短い距離ながら、子どもたちもポニーの背中にゆられてとても満足そうでした。

子どもが体を思いきり動かせる!ふわふわドームとしばふ広場

乗り物を満喫したあとは、体を思いきり動かせる「ふわふわドーム」へ。

3〜12歳が対象のトランポリンのような白いドーム状の遊具で、ぴょんぴょん跳ねながら思いきり体を動かせます。
子どもたちは大はしゃぎでした。

芝生が広がる「しばふ広場」には、ロングすべり台や小さい子でも楽しめる多数のアスレチックもあり、自然の中でのびのび遊べます。

天気のいい日はお弁当を広げる家族も多く、のどかな雰囲気でした。

家族で食べて休める「もぐもぐハウス」

遊び疲れたら、レストラン「もぐもぐハウス」でひと休み。

メニューは以下で、カレーやからあげ丼やうどんなどがありますよ。2階にも休憩スペースがあります。

このほか、「コッペぱんクック」や「カフェ193(一球さん号)」など軽食スポットもあり、園内どこにいても小腹を満たせるのもうれしいポイントです。

電車好きの子が喜ぶ「下町都電ミニ資料館」

ゲートを入ってすぐの「ふれあいハウス」1階にある下町都電ミニ資料館では、手作りの都電車両模型やNゲージの電車模型が展示されています。

電車好きの子どもたちはもちろん、大人も「昔こんな電車が走っていたんだ」と楽しめる小さな資料館です。 遊びの合間に立ち寄って、ほっと一息つくのにもぴったりです。

また、今回の記事ではご紹介できませんでしたが、釣り堀やキャラクターのバッテリーカーなど、小さな子どもが楽しめる遊具もたくさんあります。

あらかわ遊園は、乗り物、動物、遊具、食事、学びがそろった、まさに家族で1日過ごせる遊園地。
小さな子どもでも安心して遊べるエリアが多く、初めての遊園地デビューにもおすすめです。

休日の家族のお出かけ先として、覚えておきたいスポットです。

荒川区立あらかわ遊園
住所:東京都荒川区西尾久6-35-11
アクセス:都電荒川線「荒川遊園地前駅」から徒歩約3分
TEL:03-3893-6003
営業時間:9:00-17:00(※最終入園は16:00)
休園日:火曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月29日〜1月1日)
駐車場:あり(有料)

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。