鶯谷駅の南口出て陸橋を渡り、階段を下りる途中に位置している居酒屋、令和酒場。
外観は、普通の居酒屋です。
よくよく見ると、店頭に貼られたメニュー表に何だか不思議な料理がありました。なんとミャンマー料理です!しかも、そのなかでもラカイン州という地方のラカイン料理だそう。
世界の料理に目がない私は、思いきって入ってみました。
本格的なミャンマー(ラカイン)料理が食べられる居酒屋
1階は薬局になっており、扉を開け階段を登ると令和酒場の入口です。店内は2階と3階に分かれています。2階は禁煙、3階は喫煙専用と分煙されているのもうれしいです。
2階には外が見えるカウンターとテーブル席、3階はテーブル席のみでした。
2階のカウンターからは陸橋を降りる人たちの姿がダイレクトに見えるので「一足先に一杯失礼します♪」という気分になっちゃいます。
ミャンマー(ラカイン)料理のメニューは見開き1ページ。
見たことのない料理ばかりでどれも気になります!魚介類が特に多い印象です。
気になった料理を数品頼んでみました。
店員さんは全員ミャンマー(ラカイン)人だそう。注文時に「辛いのは大丈夫?」と聞いてくれるので、辛いのが苦手な人は伝えておきましょう。
ミャンマー(ラカイン)料理の味はクセになるほどおいしい
最初に運ばれてきたのは茶葉サラダ(ラペットゥ)。お茶の葉に揚げ豆、トマト、玉ねぎなどが和えられためずらしいサラダです。
さっそくいただきます!
一口食べると揚げ豆のカリッとした食感がおもしろく、トマト、玉ねぎの酸味がさっぱりと仕上げてくれます。辛みはありません。
お茶の葉はやや渋みがあるものの、言われなければお茶の葉とはわからない程度。全体的に味が濃く、お酒がすすみます!個人的にはサラダというよりおつまみに近いです。
続いては、スープ付きスパイシー・ラカイン麺(ムンティ)に揚げ豆と脂付き揚豚肉をトッピングした料理です。
ミャンマーのラカイン州ではお米の麺が使われるようですが、こちらではお素麵で代用しています。
トッピングの揚げ豆はサクッとしており、脂付き揚豚肉はやや硬めで食べごたえがあります。柔らかい麺のいいアクセントになりました。
スープからは、魚介の旨味があぶれんばかりに感じられます。特にエビの出汁が強く、どこかエスニック風です。このスープがピリッとした辛味の麺によく合います!
最後は蒸しイカサラダ(和え物)です。
大きめにカットされたイカがプリっとしていておいしい!パクチー、玉ねぎ、キャベツ、唐辛子が入っており、辛みがダイレクトに感じられます。
食べすすめるほどに、じんわりと額に汗がにじみます。実は「辛さは控えめで」とお願いしていたのですが、それでも辛いです。
これが本場の味なのでしょうか。クセになりそうな辛さです。
令和酒場は日本料理のメニューやお酒も豊富
今回、2人で3品の料理を頼みましたが、どれも日本の家庭では再現できない味でした。駅近くにこんなに本格的なミャンマー(ラカイン)料理が食べられるお店があるとは知らず、リピートしたいお店のひとつになりました。
今回はミャンマー(ラカイン)料理を食べましたが、実はメニューには唐揚げや天ぷらなどの日本料理のメニューもあります。むしろ日本料理のメニューのほうが圧倒的に多いのです。日本のお酒も種類が豊富でした。
これもめずらしいですよね。エスニック料理はちょっと苦手という人にも行きやすいお店です。
令和酒場は本格的なミャンマー(ラカイン)料理も日本料理も楽しめる居酒屋でした。鶯谷駅から近いので、帰りにちょっと一杯と寄りたくなります。
ぜひ、足を運んでみてくださいね♪
令和酒場
住所:東京都台東区根岸1丁目3-21リフレビル2F・3F
アクセス:JR山手線「鶯谷駅」から徒歩2分
JR京浜東北線「鶯谷駅」から徒歩2分
TEL:03-5808-7862
営業時間:火曜日-金曜日17:00-23:00
土曜日-日曜日11:00-15:00
17:00-23:00
定休日:月曜日