JR尾久駅から徒歩約20分。都電荒川線宮ノ前駅および小台駅からそれぞれ徒歩2分のところにあるのは区民憩いの場「尾久ふれあい館」です。
目の前には都電荒川線の線路が走り、道路を挟んだ向かい側には尾久警察署があるのが目印。下町の雰囲気のなか、スタイリッシュな佇まいが一段と目を惹きますね。
この記事では、そんな乳幼児から高齢者まで区民の憩いの場として愛されている「尾久ふれあい館」をご紹介いたします。
荒川区の公共施設「尾久ふれあい館」って?
「尾久ふれあい館」は東京都荒川区にある公共施設。地域の交流や文化活動の場として利用されているんだそう。
施設内には多目的ホールや会議室、展示スペースなどがあり、定期的にさまざまなイベントやワークショップが開催されます。地域住民や地域団体が利用することができ、交流や学びの場として、いつ行っても活気にあふれた区民の憩いの場になっています。
入館したら受付で名前を記入
入館すると、すぐに受付台があります。そっとなかを覗いてみると、受付の奥からは温かい笑顔が2、3人覗いていました。とっても優しい雰囲気です。
入館したらまず記名をしましょう。記入台の前のボードには、イベント情報が盛りだくさん!所狭しとポスターが貼られていました。幼児向けのイベントから高齢者向けのスマホ教室まで、興味をそそるイベントばかりでわくわくしますね。
のんびり過ごせるカフェコーナーも完備
1階には、くつろぎながら飲食が楽しめるカフェコーナーもありました。近くに自動販売機も設置されていますね。平日は地域の高齢者たちが集まり談笑して過ごしています。にぎわって楽しそうな声が聞こえてきました。
畳スペースでは、幼児向けから児童向けの本がずらり。親子で絵本を楽しむのもよし、友達同士で読書に明け暮れるのにも最適ですね。ビリヤード台も設置されたこのスペースでは、子どもたちが集中してゲームを楽しんでいました。
1階には多機能トイレも設置されています。もちろん男子トイレも女子トイレもいつも清潔に保たれているので安心して使用できますね。
1階「親子ふれあい広場」は幼い子と一緒でも安心
1階の親子ふれあい広場は、幼児や未就園児が安全に遊べるスペースです。平日はそれほど混みあわず、たくさんの種類のおもちゃで自由に遊ぶことができるんです。
私も息子とよく利用していますが、室内はいつも清潔に保たれていて安心感があるのもポイント。また、奥には授乳スペースやおむつ替えスペースもあるため、授乳中のママさんも、時間を気にせず遊ぶことができますね。
さらに、料理本や育児本など「お母さん向け」の雑誌も置いてあるので、子どもを見守りながら、自分の時間を過ごすこともできて一石二鳥のスペースです。
2階「創作室」で手作り体験
2階にある創作室は、手作りやクラフト体験ができるわくわくなスペース。予約をしておくと、子どもたちは平日でもワークショップを楽しめます。以前参加した幼児工作タイムでは、4歳の娘とトイレットペーパーの芯でクルクルカーを作りました。
さらに同じ2階にあるプレイルームには小学生向けのおもちゃが豊富にあります。ちゃぶ台も8台設置されており、下校中の子どもたちが集まって、ゲームをしたり談笑したりと、放課後の憩いの場所になっていました。来館する度にわいわいと明るい声が聞こえてきます、
3階は成人・高齢者スペース
3階は成人・高齢者向けスペースとなっています。囲碁やカラオケ、踊りなどさまざまな娯楽を楽しめます。
4階「体育館」でスポーツを楽しめる
4階には体育館があります。親子スポーツイベントが開催されたり、普段から大人も室内スポーツを楽しんだりと、活気のあるスペースです。曜日によっては幼児向けに三輪車の貸出もしてくれています。
ちなみに体育館の上、5階のスペースには調理室がありました。
市民の憩いの場「尾久ふれあい館」に行ってみて
荒川区の公共施設「尾久ふれあい館」は地域住民が楽しめる工夫がたくさんあります。幼い子どものいるお母さんには特におすすめのスポットです。
遊具があって子どもたちが楽しめるスペースがあるのはもちろん、館内に足を踏み入れればたくさんの人に会えるのもうれしいポイント。たくさんの人の楽しいひとときを共有するだけで、私も勝手にうきうきしてきます。
もし、荒川区まで行く機会があれば、誰でも優しく迎え入れてくれる「尾久ふれあい館」に、ぜひ1度足を運んでみてくださいね。きっとステキな出会いがあるはずです。
荒川区立尾久ふれあい館
住所:東京都荒川区西尾久2-25-13
アクセス:都電荒川線「宮ノ前駅」から徒歩約2分
営業時間:9:00〜22:00(施設によって異なる場合があります)
定休日:不定休(年末年始など一部休館日あり)
電話番号:03-3809-2511