荒川区最古の神社!南千住のパワースポット「石浜神社」

みなさま、お正月の初詣はどちらにお参りになりましたか?
台東区や荒川区には、浅草神社や素盞雄神社をはじめとして、由緒ある神社がたくさんあります。
私が住んでいる浅草地域にも地域のみなさまや観光客のみなさまが多く参拝される神社がたくさんあり、お祭りなど四季折々の年中行事でにぎわっています。
神社には由来のある神様がまつられていますが、それだけではなく、毎日の感謝の気持ちや願いを神様に伝える場所という役割もあるそうです。特別な場所でもあり、身近な場所でもある…ステキですね。

今回は、台東区と荒川区のちょうど境目にご鎮座される石浜神社にお伺いしました!

台東区と荒川区の境目、隅田川沿いに鎮座される石浜神社

石浜神社の最寄り駅は、南千住駅です。
南千住駅から徒歩約15分。
都営バスをご利用になる方は、日暮里駅から出ている亀戸駅行きの都営バスで「橋場2丁目」で下車し、徒歩5分ほどです。
浅草駅や南千住駅から出ている都営バスに乗る場合には、いずれにしても少し歩きますので、タクシーなども活用されるのもおすすめです。
また、駐車場もありますので、ドライブがてら参拝されるのもよいですね!

石浜神社は、隅田川沿い、南千住の東側に位置しています。

近くには大きなガスタンク。

遠くにはスカイツリーをきれいに見ることができます。

それでは…いざ参拝!

歴史を感じる境内を散策しよう

石浜神社のホームページを拝見すると、鎮座は奈良時代、聖武天皇の頃の724年とのこと。約1300年の歴史をお持ちです!

荒川区最古の神社とのことですが、境内はきれいに整備されており、どちらかというと新しい神社の印象。ただ、境内の至る所から歴史を感じます。

この石浜神社、少し高いところに位置しているそうで、昔は富士山や筑波山を望む景勝地としても知られていたとのそうです。現在はビルなどの大きな建物に囲まれており、見ることはできませんが、境内に富士塚があるのが当時の名残ですね。
こちらが、富士山信仰の名残、富士遙拝所(いわゆる富士塚)です。1758年、江戸時代の建立。
歴史を感じますね。

石浜神社には鳥居が2つあります。
手前から第一鳥居と第二鳥居。どちらも江戸時代の建立だそうです。

こちらの鳥居ですが、最上部の「笠木」とよばれる部分がかまぼこ型をしており、大変めずらしい形だそう。
「石浜鳥居」と呼ばれているそうです。
鳥居の形、あまり気にしたことがありませんでしたが、こうやって見るとさまざまあるんですね。

また、こちらの鳥居は、荒川区の有形文化財に指定されているそうで説明文が書かれていました。

「鳥居研究において大変貴重である」と書いてあります!すごい!

拝殿はこのようなお姿。

本殿には、石段を5段ほどのぼってお参りする形です。
木でできた拝殿が美しいです。

左右には、「石浜神社」の提灯が。

石浜神社におまつりされているのは、

  • 天照大御神(あまてらすおおみかみ)
  • 豊受大御神(とようけのおおみかみ)

とのことで、商売繁盛や厄除けのご利益があるそうです。

また、浅草名所七福神のひとつ、「寿老人」もおまつりされていらっしゃいます!

長寿を授けてくれる神様ですね。
こちら、拝殿の隣に鎮座されているので、忘れずに参拝しましょう。

もちろん神社なので、狛犬もいらっしゃいます。
こちらの狛犬、目が青く、爪が白い!

凛々しいお姿ですが、愛らしさが増しますね…!

おみくじで今年を占おう!かわいいこども用おみくじもあります!

神社といえば「おみくじは欠かせない」という方も多いかと思いますが、我が家も今年の運勢をおみくじで占うことにしました。

石浜神社のおみくじは3種類。

  • こどもみくじ
  • 七福神おみくじ
  • (いわゆるオーソドックスな)おみくじ


3歳の息子が選んだのはこどもみくじ。

こどもの手にすっぽり収まるサイズ感です。

こどもみくじをあけると…動物のけしごむが。

息子が引き当てたのは「小鳥」のけしごむでした。

大喜びの息子、大切にポケットにしまってお持ち帰りしました。

今回私がお伺いしたのは、年明け少したってから。
初詣でとしても、日々の生活の感謝をする場としても、またキリっとした気持ちの良い空気の中でお散歩をするのにも、神社ってよいな、としみじみ思います。
ぜひいってみてくださいね。

石浜神社
住所:東京都荒川区南千住3-28-58
アクセス:東京メトロ日比谷線「南千住駅」から徒歩約15分
TEL:03-3801-6425
定休日:なし
営業時間:なし
駐車場の有無:有

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。