ご近所で旅気分、千束「ふるさと交流ショップ台東」

ご近所に、各地を紹介するアンテナショップがあることは知っていましたが、なかなか出かけられずにいました。
ここ最近、国内も海外も旅行はおろか、お出かけする機会もなくなり寂しい気分です。

そこで、「ふるさと交流ショップ台東」のことを思い出して出かけてみることにしました。
さあ、いったいどんな名産品に出会えるでしょうか?

1週間ごとに変わるご当地ショップ

「ふるさと交流ショップ台東」は台東区が行なっている、各都市の特産品販売や地域の伝統芸能の紹介、観光パンフレットの配布、移住促進PR等、各地の魅力を発信しているアンテナショップです。

よく見かけるアンテナショップや物産展とは異なり、市町村の自治体が主流になっているのが特徴です。
しかも、そのラインナップは1週間ごとに変わるとのこと。
あー、もう今まで何をボヤボヤしていたのでしょう。

12月2週目は千葉県勝浦市でした

浅草駅から徒歩7分、千束通り商店街の一角にショップはあります。

私が行った日は、千葉県勝浦市の出店です。
あざやかな旗と威勢のいいお兄さんが入り口へ案内してくださいました。

勝浦には、昔家族で出かけたことがあります。
朝市には新鮮な魚や野菜が並び活気があったことや、漁港へ行ったことが思い出されます。

名産、特産、B級グルメまで

店内には、干物や野菜、お菓子がずらりと並んでいます。
私が行った時間はお昼過ぎでしたので
「1本90円の大根終わっちゃったよ!朝来なくっちゃ」とお姉さんに一喝されてしまいました。

それでも、あれもこれも珍しくておいしそうなものばかりが並んでいます。

勝浦の朝市を歩きながら、炙ったうるめいわしを食べたことを懐かしみます。
干物も大きくて立派ですよ。

懐かしいだけでなく、B級グルメグランプリを受賞したという「勝浦タンタンメン」。
これも気になります。
手軽なカップ麺が売っていました。

ご飯がすすみすぎる一品

そんな中でも、今回私が購入しておいしかったのがこちら「勝浦タンタンメンマ」。
もう、ご飯がススムどころじゃない。ピリ辛の味わいとシャキシャキのメンマの歯ごたえがクセになる、ご飯がすすみすぎて困ります。
勝浦まで買いに行かなくては、と食卓に常備したいお気に入りになりました。

手にとって見て、話して買える楽しさ

近ごろは遠くへ出かけなくても、ネットショッピングでさまざまなものが購入できるようになりました。
画面の上で品物を見て、ポチリ。楽に商品が届く喜びありますが、「あれ、思っていたのと違うな」という経験もありますよね。

アンテナショップでは、実際に目で見て触れて確かめて、そして現地の声が聞けるという楽しさがあります。
少し足を伸ばすだけで、離れた土地のものを買うことができるのはとてもワクワクします。

ここ「ふるさと交流ショップ台東」は、週替わりでさまざまな都市のふるさとの魅力に出会える場所です。
来週は青森市だそうです、出店情報は台東区のホームページに更新されますので、ぜひチェックして見てください。

みなさまも、ご近所で旅気分を味わってみてはいかがでしょうか?

ふるさと交流ショップ台東

住所:東京都台東区浅草4丁目36番5号
電話:03-3874-8827
アクセス:都営バス「浅草4丁目」停留所すぐ、つくばエクスプレス浅草駅より徒歩7分
営業時間:10:00〜19:00
定休日:水曜日、年末年始
  

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。