仲御徒町駅から徒歩2分！ボリューム満点のジューシーなホットドックがおいしい「コーヒーとホットドックの店　Bock」

エリア＆駅	東京都台東区台東東京メトロ日比谷線仲御徒町駅 JR山手線御徒町駅
カテゴリー	カフェグルメ

御徒町といえばアメ横（アメヤ横丁商店街）で有名ですが、アメ横とは反対側の、昭和通りを越えた付近からは、小さな会社や倉庫・住居などが多く、駅前のにぎわいからは想像できないほど落ち着いた雰囲気のまちが広がります。

そんなまちに、2023年小さなカフェがオープンしました。
地元のお客さまや商業者の方ともすっかりなじみ、初めて会う人同士でも思わず会話がはずむような、ほんわかした温かい空間を作り出しています。「お腹いっぱいになってほしい」と想いを込めたこだわりのホットドック、地元焙煎のコーヒーや自家製ドリンクがおすすめです。

今回ご紹介するのは、「コーヒーとホットドックの店　Bock」です。

駅近で便利！明るくやさしい雰囲気の店内

お店は、東京メトロ日比谷線仲御徒町駅から徒歩約3分、JR山手線御徒町駅から徒歩約7分の場所にあります。
JR御徒町駅からは南口の改札を出て、アメ横と反対側の昭和通りに向かって歩いていきます。台東3丁目交差点を渡り、一つ目の角を右に曲がってまっすぐ進むとお店が見えてきます。この付近は似たような路地がたくさんあるので、スマホの地図アプリなどを使っていくと便利です。

入口の左側の窓ガラスに、ステキなクレヨン画を見つけました。
お店の名前にもホットドッグ、窓ガラスにも大きなホットドッグの絵。きっと一番のおすすめに違いない！と思いつつ、中に入りました。

ソフトな声で「いらっしゃいませ」と迎えてくださいました。
白を基調にしたシンプルでやさしい雰囲気の店内です。白を基調にしたシンプルでやさしい雰囲気の店内です。カウンター席が4つ、テーブル席1つとベンチ席が2つあります。

先にオーダーと会計を済ませてから、席につきます。
メニューを見ると…おお、あった！特製ホットドック！

他のメニューも気になりましたが…やはりこれ一択！自家製レモネードと2品を注文し、ベンチ席に座りました。

むっちりジューシー！お肉感たっぷり！お腹に大満足のホットドック

数分ほど待って、注文の品が運ばれてきました。
ええ！？ホットドッグのソーセージがめちゃくちゃ大きい！

パンからはみ出るほどビックサイズの極太ソーセージと、ザワークラウトのキャベツがたっぷりサンドされています。こんがりきれいな焼き色で、手に持つとアツアツ、焼きたての香ばしいかおりがふんわりと広がります。

思い切ってガブリっと一口かじると、肉汁があふれそうになりながらジュワーっと口の中に広がります。熱いのでフーフーしながらもう一口かじると、歯ごたえのあるお肉の旨みを存分に感じます。
パンはやわらかくて、良質な粉の味がしっかり感じられ、お肉の味との相性も抜群です。ソーセージのお肉パワーが圧倒的な特製ホットドック、これはおいしい！

白ワイン仕込みという自家製レモネードはとても爽やかな味。アルコールは飛ばしてあり、マスカットの甘味とレモンの酸味、ミントのほんのりした香りを楽しめる、甘さ控えめのドリンクです。

まちに暮らし働くひととのつながりが作る、おいしさとやさしさ

オーナーの柿沼さんにお話をうかがいました。

ホットドッグをメニューにしたのは「1つでお腹いっぱいになってもらいたい」という想いから。ジューシーな極太ソーセージは、浅草の豚肉料理専門店からの特注品だそうです。「店主の方と開業3か月前位に仲良くなったんです。ソーセージならウチで作るよ、と言ってくださって。ビストロで使うものと同じ豚の肉を使っているので、おいしいんですよ」とのこと。

お店をやるなら御徒町や浅草の近辺で、と最初から考えていたそうです。「御徒町はにぎやかなイメージがありますけど、この辺りは駅近でも住宅地のような感じで落ち着いています。中小企業も多くて、ご年配の社長さんとかも来てくださるんです。カウンター越しにいろいろな話をお聞きしたりして。」と、にっこり。

入口の窓ガラスにあったクレヨン画は、東京芸大出身のクレヨンアーティスト渡邉菜月さんによるものだそうです。渡邉さんは、台東区内のセレクトショップやカフェで個展を開くなど活動されており、窓ガラスのクレヨン画は、なんと営業中にライブアートで制作したのだとか。店内にも渡邉さんの作品が飾られています。オールドアメリカンのノスタルジックな作風が、お店のやわらかな雰囲気にピッタリです。