「大吉麻辣湯」の決め手はチキンスープ!浅草で見つけた“通いたくなる”マーラータン

好きな食材を自分で選び、旨辛いスープで煮込んだ中華料理「マーラータン」を知っていますか?
何年も前からそのブームは続いており、いまだに人気はおさまりそうもありません。

専門店は増え続け、外食チェーンのメニューになったり、コンビニでカップ麺とともに売られていたりするのも見かけます。

そんなマーラータンの新しいお店が浅草にオープンしたので行ってみました。
今回は、「大吉麻辣湯(ダイキチマーラータン)」を紹介します。

浅草駅から徒歩約5分、本格マーラータンの新名所

お店があるのは都営浅草線、地下鉄銀座線浅草駅から徒歩約5分の場所です。
浅草駅からは新仲見世を通り抜け、オレンジ通り沿いにあります。

明るくてきれいな店内は、テーブル席もカウンター席も多く、ゆったりと過ごせるのが印象的でした。

浅草という観光地にありながら、混雑しすぎていないのもうれしいポイントで、一人でも友人同士でも、気軽に入れる雰囲気です。

鮑まで選べる!?約80種類の食材から選ぶ、自分だけの一杯

店内の壁に説明書きがあるように、このお店の最大の特徴は「チキンスープをベースにしたマーラータンを提供している」ということ。

オーダーの方法は、まず食材を選び、レジで計量してから、スープを選択します。

マーラータン好きが気になるのは、食材の種類ですよね。
こちらでは、野菜、肉、魚介、豆腐類、練り物、そして麺まで、その数なんと約80種類もあります!

マーラータンで特に人気の、「ブンモジャ」や「カニ団子」も、もちろんあります。
私は豆腐類が好きなのですが、湯葉、干し豆腐、厚揚げなど、種類も豊富。

好きな食材をトングで選び、ボウルに入れてレジで計量してもらいます。
麺は春雨、ビーフン、中華麺などがありました。食材とともに自分で好きな量、好きな麺を取ります。

お会計は100gあたり400円。
食材の組み合わせ次第で、あっさりにもボリューム満点にもアレンジできます。

食材の中で何より驚いたのが、「鮑(あわび)」があったことです。

ほかのお店では見たことがなく、店員さんに確認してみると、殻付きで30gほど(約120円相当)。
もちろん個体差はありますが、「意外と挑戦しやすい価格なんだ!」と、うれしくなりました。

こちらが私が選んだ食材です。
見えているものだけでも、小松菜、ジャガイモ、もやし、牛肉、コンビーフ、各種豆腐類、イイダコ、ブンモジャ、春雨、板春雨など盛りだくさん。

スープは6種類あり、私は酸辣スープの中辛を頼みました。
ほかには、鶏白湯やトマトスープなど、辛くないものもあります。

以上でお会計は、1,612円(税込)。

スープの香りと食材の旨みが溶け合う、至福の一杯

私だけの特別な一杯が完成しました!

酸辣スープは、さっぱりとした酸味の中に、複雑に重なるスパイスの辛さがクセになります。
スープをすくうたびに香りが広がり、選んだ食材からも良いお出汁が出ていました。

スープを吸い込んだ食材はどれもおいしいです。
思った以上に具だくさんでした。

気づけばリピート。心も体も温まる一杯

一緒に行った友人は、テイクアウトの注文もしていました。

スープが漏れない丈夫そうな容器と、しっかりとした持ち帰りバッグ。「これならおうちで楽しむのもいいな!」と思える丁寧な包装でした。

最初は友人に誘われて訪れたお店ですが、すっかり気に入ってしまい、後日ひとりでも再訪。
2回目の訪問では、「トマトスープ」に挑戦。
こちらは辛くないタイプで、トマトの甘みと酸味が絶妙でした。

気になっていた「鮑(あわび)」もいただいてみましたが、おいしかったです。今回は1,296円(税込)。

辛くないスープでも、食後の体はぽかぽか。スープには漢方食材も使われているので、これからの寒い季節に向けて、元気をもらえる一杯です。

女性のお客さんはもちろん、ひとりで訪れている男性も多く、浅草観光の合間に立ち寄るのもよし、仕事帰りにひとりで温まるのもよしです。
自分好みの一杯をぜひ探しに訪れてみてくださいね。

大吉麻辣湯(ダイキチマーラータン)
住所:東京都台東区浅草1丁目16−11 The Room 浅草 1F
アクセス:都営浅草線、地下鉄銀座線「浅草駅」から徒歩約5分
営業時間:10:30-21:30
TEL:03-6284-7017
定休日:なし

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。