日暮里にある「麻婆豆腐専門店 しびれや 日暮里本店(以下、しびれや)」は、日本人シェフが手がけるこだわりの麻婆豆腐がいただけるお店です。
テレビにも取り上げられたことがあるそう。
しびれと辛さを別々に選べるのが特徴で、自分好みの刺激に調整できる点も魅力のひとつです。
今回は、麻婆豆腐定食と麻婆ラーメンをご紹介します。
日暮里駅から徒歩約4分

しびれやは、日暮里駅北口改札を出てから徒歩約4分のわかりやすい場所にあります。

入店前に店外の食券機で食券を購入し、順番に並ぶスタイル。
ランチタイムや夕食時には店外に列ができることもあります。
席数が限られていることもあり、時間帯によっては多少並ぶことを想定しておくと安心です。
カウンター席とテーブル席を備えた店内
店内にはカウンター席が4席、2名用のテーブル席が5つあります。


一人でも入りやすく、実際にひとりで来店されている方も多い印象でしたが、何名かで利用されている方もいらっしゃいました。
席数は多くありませんが、落ち着いて食事を楽しめる店内です。
「しびれ」と「辛さ」を別々に選べる
張り紙には、しびれやの麻婆豆腐は四川風や広東風などの本格派の麻婆豆腐をベースに、日本人の味覚に合うよう工夫した「新しい本格麻婆豆腐」であると書かれていました。
また、麻婆豆腐はただ辛い・しびれるだけでなく、しびれや辛さ、旨みのバランスを大切にしているとのこと。

麻婆豆腐は、辛さとしびれをそれぞれ選べます。
辛さはレベル1〜3まで用意されており、次のような説明の記載がありました。
レベル1:ピリ辛で、辛さに不安がある方におすすめ
レベル2:しっかりとした辛さが感じられ、刺激を求める方にぴったり
レベル3:辛いものが大好きな方に最適な辛さ
しびれについても段階が用意されており、「弱しび」「強しび」「極しび」から選ぶことができます。
弱しび:しびれを初めて体験する方におすすめ。やさしいしびれが楽しめる
強しび:しびれに慣れている方におすすめ。さらに刺激的なしびれを体験できる
極しび:しびれ好きの方に。思い切ったしびれ感が楽しめる
辛さに不安がある方にはレベル1がおすすめとのこと。
甘口麻婆豆腐も用意されており、しびれ無しでの注文も可能です。
さらに、卓上に用意された自家製オイルを使えば、途中からしびれや辛さを足すこともできます。

最初は控えめにして、食べ進めながら自分好みに調整することもできますね!
山椒のしびれと辛さのバランスが絶妙な麻婆豆腐定食

まずはこちらの麻婆豆腐定食のご紹介。
しびれは「弱」、辛さはレベル1を選びました。
ひと口食べると、最初に山椒のしびれがきて、そのあとに辛さが続きました。
どちらかが主張しすぎることはなく、しびれと辛さが絶妙なバランスでした!
辛さはあまり得意ではありませんが、汗をかきながらもお箸が止まらず、あっという間に完食。
食べている間はしっかり刺激を感じるのに、重たさはなく、最後まで食べやすかったです。
しびれと辛みで、「もうこれ以上は無理かも」と思う気持ちと、なぜか「また食べたい」と思わせる余韻が残りました。
とろみのある麻婆が麺に絡む麻婆ラーメン

こちらは、麻婆豆腐の旨みがスープにも溶け込んだ麻婆ラーメン。
自家製の麻婆ソースを使用しており、山椒の香りや赤唐辛子の辛みを効かせた、スパイシーな味わいが特徴とのことです。
もちもちとした中太麺に、とろみのある麻婆がよく絡むように仕上げているそう。
具材には、トロトロになるまで煮込まれた豚バラ軟骨を使用し、麻婆の刺激の中にコクと旨みを加え、スープまで楽しめる一杯と書いてありました。
実際に食べてみると、とろみのある麻婆が麺によく絡み、ご飯とは違った形で麻婆豆腐の味わいを楽しめました。お肉も本当にトロトロでやわらかくておいしかったです!
しびれや辛さ、スープの熱さで汗をかきながらいただきましたが、最後まで食べ飽きることなく、満足感のある一杯でした。
このほかにも汁なし麻婆麺定食があり、テイクアウトにも対応しているそうです。
デザートには杏仁豆腐、アルコール類も用意されています。

ソフトドリンクには「自家製しびれジンジャーエール」もあり、次回はぜひこちらも試してみたいと思いました。
時間が経つと、またあのしびれ感や辛さが食べたくなり、リピートしたくなってしまいます。
このしびれと辛さの絶妙なバランスを、ぜひ一度味わってみてください。
麻婆豆腐専門店 しびれや 日暮里本店
住所:東京都荒川区西日暮里2-15-7
アクセス:JR山手線「日暮里駅」から徒歩約4分
営業時間:11:00-14:30/17:00-22:00
定休日:なし(年末年始要問合せ)
TEL:070-8997-3035
駐車場:なし





















