まち歩きで人気のエリアの一つである谷中。
レトロな雰囲気と、おしゃれなお店がひしめき合うこのエリアは、外国人観光客にも人気で、メインの谷中銀座通りは多くの観光客でにぎわっています。
そんな谷中のエリアに2025年11月にオープンしたのが、「フロマージュ・デュ・テロワール」というチーズ専門店です。
さっそくオープンしたてのお店に伺い、ランチを楽しんできました!
お店の概要

フロマージュ・デュ・テロワールは、東京都青梅市でチーズを生産し、販売しています。
店内に入ると、ショーケースにこだわりのチーズが並んでいます。
営業日は金、土、日の3日間です。営業日に合わせて商品が入荷されるため、さまざまな種類のチーズが並ぶのは金曜日だそう。
さまざまな種類の中から選びたいという方は金曜日の訪問がおすすめです。
店内には、イートインスペースもあり、ランチメニューにくわえて、購入したチーズをその場で食べることもできますよ。

実際に食べたお料理について

今回は、ランチメニューの「アリゴランチ」(1,980円税込)をいただきました。
ソーセージとサラダ、パンがついてくる、ボリューム満点の一品です。

「アリゴ」とは、フランス・オーベルニュ地方の郷土料理で、マッシュポテトにチーズやバターなどを加えて作られたチーズ料理のことなんだとか。
アツアツのアリゴは、お餅のようにのびます。

アリゴを、お肉やパンにつけて食べるのが特におすすめということで、このランチセットを提供しているのだそうです。
チーズはしょっぱいイメージが強かったのですが、アリゴに使われているチーズはあっさりとした味わい。単体でもとてもおいしくいただけました。
一緒に食べた中で、特においしかったのはソーセージ。ソーセージ自体もとてもおいしいですが、ソーセージの塩味とアリゴの相性は抜群でした!
冷めてくるとチーズものびなくなってしまうので、アツアツのうちに食べるのがポイントです。
チーズ作りへのこだわり
フロマージュ・デュ・テロワールのチーズは、材料やパッケージなどすべてにこだわりが込められています。

例えば、アリゴランチはなるべく国産のものを提供しているんだとか。
じゃがいもは青梅産、ソーセージは千駄木にあるお肉屋さん、付け合わせのパンは近所のパン屋さんから仕入れているそうです。

また、パッケージには、チーズが劣化しないようにプラスチックではない素材を使用し、真空の度合いも調整していると教えてくださいました。
よく真空のパッケージに入ったチーズを見かけますが、真空パックのままだと中で水分が溜まり、味が落ちてしまうのだそう。
おいしい状態でお客さまに届けられるように工夫がされているのですね。
国産チーズで酪農家を元気に!
残念ながら、国産チーズの消費量は減っており、スーパーマーケットやオンラインで販売することは難しくなっているそうです。
そうした中で、国産のチーズを購入することで、原材料の生乳を販売する酪農家を応援することにもつながります。
お店の方とお話をする中で、ぜひ今後は積極的に国産のチーズを選びたいなと思いました。
お店では、現在デザートのメニューも開発中で、でき次第販売をおこなうそうです。
チーズは、グラスワインと一緒に味わうのもおすすめだそうですよ。
谷中を散策する際にぜひ立ち寄ってみてくださいね。
フロマージュ・デュ・テロワール
住所:東京都台東区谷中3-8-11
アクセス:JR山手線、京浜東北線、常磐線「日暮里駅」から徒歩約8分
営業時間:12:00-18:00
定休日:月曜日から木曜日
駐車場:なし



















